日常生活から離れ、守られた特別な時間と空間の中でカウンセリングは行われます。
<日常から切り離された場所>
相談室は、誰にも邪魔されず、安心して居られる場です。カウンセリングの場では、プライバシーは守られ、様々な評価や干渉を受けることもなく、自分の思いや考えを話せる環境が整っています。
<限られた時間>
カウンセリングの時間は、普段の生活の中では意識しにくい「自分と向き合うための時間」です。限られた時間は大切な時間になります。その時間に「何を話そうか、どんなテーマを持っていこうか」そんなところから自分との対話は始まっています。
<関係性からの解放>
日常の役割や関係性から解放され、「ただの自分」として語ることができます。日常のしがらみや、縛りが自分にとってどんな影響があったのか、見つめ直すことができます。そして、どんな思いや感情を出しても、受けとめられます。
非日常性は枠によって守られる
・カウンセリングでは守秘義務のもと、相談者の秘密は守られます
・相談の主訴や目標、時間、頻度、料金を話し合い、その特別な場が確保されます
・枠があるからこそ、はみ出した時に、意味を考えることができます
カウンセリングの非日常は実際体験してみて、初めて実感できると思います。興味がある方は、その非日常に飛び込んでみてはどうでしょうか。
非日常での体験は、日常の中でも生きる(活きる)ことになると思います。